GORGOM NO SHIWAZAKA

ゴルゴムのしわざか!

映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』感想(ネタバレ)

映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の感想になります。
ネタバレを含みますので、お読みになる際はご注意ください。

2022/06/07:全体的に気にくわなかったので、ごっそり書き直しました。

f:id:bs3110:20220314193719j:plain

DCコミックを原作とした実写映画のシネマティック・ユニバース、それが『DC・エクステンデッド・ユニバース(DCEU)』。

マーベルのMCUに対抗?便乗?するようにして始まったこのユニバースですが、当初は「暗すぎる」だのなんだのと、評価は芳しくありませんでした。
そこで配給元のワーナー・ブラザースは、製作途中の作品に対し「もっと明るい作風にしろ」とテコ入れを実施。具体的にどの作品が、といった詳細は不明ですが、『スーサイド・スクワッド』と『ジャスティス・リーグ』辺りはその影響をモロに受けている気がします。
しかし、作りかけの作品のテイストを無理矢理捻じ曲げたところで違和感しか出ない事は明らかで、結果的により一層評価を落としてしまいます。更なる方針転換を余儀なくされ、ここ最近は世界観を共有すること(クロスオーバー)にこだわらず、ひとつひとつの作品の完成度を重視する方針となり、それが功を奏してかだんだんと持ち直している印象。

そーいやDCEUって呼び方、公式が付けた訳ではなくてファンが愛称的に呼んでるだけだと思ってましたが、本作のパンフに普通にDCEUって書かれてたので、あれ、いつの間に公認の呼び方になったんだ…?と思いました。

ジャスティス・リーグ』は『ザック・スナイダーカット』の方の感想を書いておりますので、ご参考までに。

blacksun.hateblo.jp

そんなDCコミックに登場するヒーローの中でも特に人気の高いキャラクターである、バットマン
特別な能力を持たない普通の人間であるものの、コウモリを模したマスクやマントで闇に溶け込み、鍛え上げた肉体と様々なガジェットを用いて犯罪者に立ち向かう、クライムファイターです。また、その優れた頭脳や洞察力から、探偵としても超一流だったりします。

そんなバットマンを題材にした映画は、これまで数多く製作されています。
古くは1943年(なんと約80年前…)の短編連続活劇から始まり、ティム・バートン版、クリストファー・ノーラン監督のダークナイト3部作、そしてザック・スナイダー監督のDCEU版など、他に類を見ないほどリブートを繰り返している、大人気のヒーローです。

かくいう僕も、バットマンは全てのアメコミヒーローの中で最も好きなキャラクターで、特にダークナイト3部作はBlu-ray Boxを衝動買いするくらい大好き(ただ『ライジング』に関しては思うところもある)。ゲームでも、アーカムシリーズは寝る間を惜しむほどにハマっていました。「最高のキャラゲー」と言われるほどの超名作なので、興味があればぜひプレイしていただきたいです。適当に街をぶらついてチンピラをボコるだけでも滅茶苦茶楽しいです(笑)

本作もタイトルの通りバットマンを題材とした作品ですが、2019年公開の『JOKER ジョーカー』と同様、現在展開中のDCEUの本流とは切り離された、独立した作品となります。なので、アメコミ映画ってどれ見ていいのかわからない、という方でも気兼ねなく見れる作品になっているかと思います。
特徴としては、アメコミ大作映画史上一番といってもいいくらいに、陰鬱でダークな世界観。バットマンにはやっぱりこういう作風が最も似合う。ワーナーに「もっと明るくしろ」とか言われなくて本当に良かった。

↓予告編はこちら。

www.youtube.com

本作の制作過程についてちょっと言及しますと、本来、DCEU版でバットマンを演じたベン・アフレックが主演・監督・脚本を務め、DCEUの各作品と連なる世界観で単体映画が製作される予定でした。しかし、2016年の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、2017年の『ジャスティス・リーグ』の相次ぐ不評を受け、気落ちしたベンアフは降板。代わりとして、マット・リーヴスが監督に、ロバート・パティンソンバットマン役に選ばれ、これまでの世界観とは一旦切り離してリブートさせることとなり、そうして製作されたのが本作、といった流れになります。ベンアフバッツはキャリア20年以上のベテランでしたが、本作のバッツは活動を始めてまだ2年目の、若かりし頃の姿が描かれています。

個人的には、ゴリゴリマッチョなベンアフバッツのビジュアルは非常に好みだったので、もう見れないのかと思うと残念。ただ、同じDCヒーローであるフラッシュの単体映画で、ティム・バートン版でバッツを演じたマイケル・キートンと共に出演予定らしいので、ものすごく期待しています。でも、フラッシュ役のエズラ・ミラーが暴行事件起こしたりしてて、今後どうなるかがわからないので不安…。まさか公開中止になんてならないよね…?(今のところちゃんと公開する予定らしいけども)

 

本作の監督を務めるマット・リーヴスは、『クローバーフィールド』シリーズや『猿の惑星(最近やってた方)』シリーズの監督を務めたお方。また、1995年公開のティーブン・セガール主演映画、『暴走特急』の脚本も書いていたと知って驚き。僕がこよなく愛するセガール映画に携わっていたとなれば、期待せずにはいられない。まぁ、セガール映画は脚本とかあって無いようなもんだけど…。

今回、主人公ブルース・ウェインバットマンを演じるのは、ロバート・パティンソン
ハリー・ポッターと炎のゴブレット』にて、魔法学校対抗試合でハリーと優勝争いをして例のあの人に殺されてしまう人、セドリック・ディゴリーを演じ、『トワイライト・サーガ』で一躍注目を集め、ノーラン監督作の『TENNET テネット』では、主人公をサポートする影の主人公というべきニールを演じた、スターダムを現在進行形で駆け上がっている俳優さんです。
見る前はあんなハンサムな好青年ではブルース役は合わないんじゃないかと思っていましたが、全くもって杞憂でした。いざ見てみると、いつ寝てるんだ…?と思うような疲れきった見た目と、心に闇を抱えたブルースの姿を見事に体現していましたね。普段は社交的なプレイボーイだけど、ひとたび仮面を被れば寡黙で謎めいた闇の騎士、というのがこれまでのブルース/バットマンのキャラクターだった気がしますが、本作では昼でも滅多に表舞台に現れない、半ば引きこもりのようなキャラクターになっています。

本作のメインヴィラン(敵役)である、リドラー
バットマンの原作コミックに登場するヴィランの中でも非常に有名なキャラのひとりで、1995年公開の『バットマン フォーエバ』でも、ジム・キャリー演じるリドラーが登場しています。全身緑タイツの変態ハイテンションリドラーは、未だに脳裏に焼き付いています(笑)
今回リドラーを演じるのは、『スイス・アーミー・マン』などに出演している、ポール・ダノ
オタクっぽい見た目に、狂気丸出しの目力。ゴッサム、ひいては現代社会の闇を体現したような、謎めいた猟奇殺人鬼といったキャラクターになっていました。1960-70年代に実際に起こった劇場型犯罪ゾディアック事件が、今回のリドラーのキャラクター作りのベースになっているんだとか。

バットマンのパートナーともヴィランともいえる、セリーナ・カイルキャットウーマン
1992年公開の『バットマン リターンズ』でも、ミシェル・ファイファー演じるキャットウーマンが登場しています。また、2004年にはハル・ベリー主演で単体映画も公開されました(結果は大爆死でしたが…)。2012年の『ダークナイト ライジン』ではアン・ハサウェイが演じていたりと、こちらも屈指の人気を誇るキャラクターです。
今回そんなセリーナを演じるのは、ゾーイ・クラヴィッツ
個人的に、今までで最も原作のイメージに近いビジュアルの俳優さんだと思いました。彼女は2017年公開の『レゴバットマン ザ・ムービー』でも、キャットウーマンの声を演じていたんだとか。早く見なければ…。
本作におけるセリーナは、生活のために渋々ナイトクラブで働いていたり、陰でよく泣いていたりと、まだ狡猾さというか世渡り上手な感じはあまり無かったですね。また、ルームメイトのアニカ・コスロフ(演:ハナ・ハルジック)と共に生活しており、劇中で明言はされていませんが、今回のセリーナは同性愛者(レズビアン)なんだそうです。
ちなみに、劇中で“キャットウーマン”という呼称は一切出てきません。全身黒づくめのスーツだったり、目出し帽をかぶった時に帽子の形状から猫耳っぽい感じになったり、家に猫がたくさんいたり、そういった要素からキャットウーマンであることがわかるようになっています。

原作コミックで非常に有名なヴィランからもうひとり、オズワルド・“オズ”・コブルポットペンギンも登場します。
バットマン リターンズ』ではダニー・デヴィートが演じており、非常に個性的で魅力的なキャラクターとなっておりました。僕も映画の内容はほとんど覚えてないのに、ペンギンのビジュアルはなんか覚えているくらい、インパクトのある見た目だったような気がします。
本作では、コリン・ファレルがペンギンを演じています。
…が、特殊メイクが凄すぎて誰だかわからない…(いい意味で)。コリン・ファレルが演じる意味あるのか?と思うくらいに別人でした。
キャラとしてはまだ“犯罪の王者”でもなんでもなく、裏社会のドンであるカーマイン・ファルコーネ(演:ジョン・タトゥーロ)の腰巾着、といった感じでした。このペンギンを主役としたスピンオフドラマも計画されているようで、そこで犯罪の王者に上り詰めていく過程が描かれるんでしょうね。どこで配信されるのかはわかりませんが楽しみ。

ウェイン家の執事であり、ブルース/バットマンを献身的にサポートする、ルフレッド・ペニーワース
リドラーが出した暗号を一緒に解いたりして、めっちゃ頼りになります。
これまで様々な俳優が彼を演じてきましたが、本作では『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズでゴラムモーションキャプチャーを担当した、アンディ・サーキスがアルフレッドを演じています。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』や『ブラック・パンサー』でヴィランであるユリシーズ・クロウを演じていた事もあって、最初見たとき「なんか悪そうな顔したアルフレッドだな…」と思ってしまいました。まぁすぐにそんな思いは吹き飛びましたが。

バットマンの心強い味方である、ゴッサム市警のジェームス・ゴードン警部補。
本作ではまだバットマンの存在は警察内でもイカレたコスプレ野郎”としか認識されていない中、事件現場に入れたり捜査資料を見せたりと、既にだいぶ信頼している様子。
演じるのは、ダニエル・クレイグ版『007』シリーズでフェリックス・ライターを演じた、ジェフリー・ライト
決して悪事に手を染めない、正しい倫理観を失わないキャラクターを、渋さ満点に演じています。個人的にフェリックス・ライターがとても好きだったので、ジェフリー・ライトは今後も応援していきたい。

blacksun.hateblo.jp

さて、キャラ紹介はこの辺にして、本編の感想に参りたいと思います。

 

🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇🦇

 

始まりは、ハロウィーンの夜。
ゴッサム・シティの市長であるドン・ミッチェルJr.(演:ルパート・ペンリー=ジョーンズ)が、何者かに殺害されるところから始まります。

現場に駆けつけるゴッサム市警のジェームス・ゴードン警部補(演:ジェフリー・ライト)。その後ろにいるのは、全身漆黒のスーツに身を包んだ、謎の男。警官に「部外者は立ち入り禁止だ」と制止されるも、ゴードンの権限で現場を見て回るその姿を見て、警官たちは「イカれてる」と愚痴をこぼします。

死体の顔はガムテープでぐるぐる巻きにされ、上から血の様なもので「嘘はもうたくさんだ」とのメッセージが書かれています。更に、現場には「バットマンへ」と書かれた便箋が残されており、中を見ると犯人からと思われる“なぞなぞ”が。犯人は自身をリドラーと名乗り、SNSに犯行声明やヒントを投稿したりと、まるでゲームを楽しむかのように、犯罪を繰り返します。

なぞなぞの答えが犯人の手掛かりとなる事に気付いたブルース・ウェインバットマン(演:ロバート・パティンソン)は、謎を解きながら犯人を追っていく――。

というのがあらすじ。

 

率直な感想としては、ザ・最高!ただ長い…(約3時間)。
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』及び『エンドゲーム』(どちらも約3時間)を経験しているほか、『ザック・スナイダーカット』(4時間超)を一気見した僕は飽きることなく見ることが出来ましたが、訓練されたアメコミファン以外はこの上映時間は厳しいのでは…?『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(約2時間半)の時も、「トイレを我慢するのが大変だった」という声が続出してましたし。

 

とまぁそんな事はどうでもよくて、本作はブルース/バットマンの内面をしっかりと描いているのが特徴的だと思いました。

序盤のバッツは、倒れたチンピラにまで容赦なくパンチを浴びせる残忍さや、「俺は“復讐”だ」の言葉からもわかる通り、まだ“正義の味方”をやる気はさらさら無いんですよね。どこぞの小悪党に両親を殺害された恨みから、ただその矛先を悪党どもに向けているだけ。これまでのバッツとは一味も二味も違うぞと思わせてくれて、非常に好印象でした。

中盤では、“善良な市民”だと信じていた父、トーマス・ウェイン(演:ルーク・ロバーツ)が、市長選に当選するために邪魔になるものを排除しようとしていた事を聞かされ、ショックを受けます。更に、アルフレッドが自分の代わりにリドラーの爆弾によって重傷を負ってしまい、バットマンとしての行動原理が揺らいでしまいます。この辺りは、見ているこちらもつらい気持ちになる場面でした。

終盤のバッツは遂に、瓦礫に塞がれて身動きが取れず助けを求める人たちに対し、手を差し伸べます。これまではバッツもリドラーも、捕まえたリドラーのフォロワーがつぶやいた「俺は“復讐”だ」の言葉の通り、標的が異なるだけでやっていることは全く同じでした。バッツは犯罪者を捕まえることで、リドラーは不正を暴くことで「この街を良くしていきたい」という、根幹にある思いも共通していたように思います。しかし、ここでバットマンは人々を助ける道を選び、目論見が失敗に終わったリドラーは自分勝手に泣き叫ぶ、といった風に、二人の道は完全に分かれる事となります。“覚悟”の大きさがこの決定的な違いを生み出しているのかなーとか思ってみたり。このクライマックスにはカタルシスの様なものを感じて、気付いたら涙が…(泣)

こんな感じで、バットマンとなって日が浅い、まだメンタルが安定していない頃のブルースの心情の移り変わりを、上手く表現していたように思います。

 

そうしたヒーローとしてのバットマンの誕生を描いているだけでなく、原作コミックで描かれているような、探偵としてのバットマンの側面を描いているのも、本作の特徴かと。

犯行現場をくまなく見て回り、手掛かりを探し、暗号を解き、犯人=リドラーに迫っていく行程を丁寧に描いており、意外とこれまでのバットマン映画ではあまり無かった描写だったので、なんだか新鮮でした。ただ、暗号の解き方とかさっぱりわかんなかったし、僕らはただ彼らが謎を解いているところを見ているだけだったので、推理ものとして満足いくかと言われると、そこまでではないかな…。コナンの劇場版を見ているような感覚、とでも言いますか。

 

続いて、舞台となるゴッサム・シティについて。
本作のゴッサムは、これまでのバットマン映画の中でも特に腐敗しきっている様が描かれているのが印象的でした。殺人のターゲットになるのは決まって汚職やドラッグなどにまみれた人物で、更にそれが市長だったり警察署長だったり地方検事だったりと、そうした腐敗がいかに街の根深いところまで蔓延しているのかがわかります。

リドラーが出題したなぞなぞを解くと、その人らの裏の顔が世間に暴露される仕組みとなっているのがまた面白かったです。その暴露の仕方も、USBにウイルス仕込んで、ファイルを開くと勝手に中身をいろんなところにメールで送信するようにしていたりと(しかもゴードンのアカウントで)、ネットを有効活用しているところも、非常に現代的で良かったなぁと。

 

メインヴィランであるリドラーについて、少しだけ。
後半、リドラーは意外なほどあっけなく捕まります。もちろん、全て計算ずくなわけですが。
彼は元々孤児だったことがわかり、貧富の格差という現代社会における問題にも切り込んでいるのも良かったですね。
ものすごく頭は切れるものの、性格は非常に身勝手で、自信過剰。街の権力者たちの不正を暴くことで街を良くしたいという考えはあれど、それも自己顕示欲を満たすための方便に過ぎないように思えました。なんというか、匿名である事をいい事にイキリ散らかすネット住民みたいだな、と。

ちなみにリドラーの正体、エドワード・ナッシュトンは、原作では本名はエドワード・ニグマじゃなかったっけ?と思ったんですが、元々ナッシュトンだったのをニグマに改名した、という設定に最近なったんだとか。捕まった時に身分証が2つあって、「どっちが本物だ!?」「さぁ、どっちだろうね?教えてくれよ」というやり取りがあって、一瞬でよく見えませんでしたが、もしかしてナッシュトンとニグマの身分証だったのかも。

 

アクションシーンに関しても、最高なシーンの連続でした。
特に、新バットモービルお披露目からの、ペンギンの乗る車とのカーチェイスシーンは、鳥肌立ちっぱなしの大迫力。アメリカンマッスルカーをベースにしたかのようなバットモービルのデザインも、個人的にツボでした。これまでの映画に出てきた、普通の車とはかけ離れたデザインのモービルもいいですが、一見普通の車っぽいけど後ろのエンジンを始め中身はえげつない今回のモービルもまた最高。

それから、ファルコーネのアジトに乗り込むときの、暗闇の中マズルフラッシュの光でチカチカしながら戦うシーンとか、あまりのカッコよさに失神寸前でした。断片的にしか見えないのに、バッツが銃弾を弾きながらズンズン進んでいくのがちゃんとわかるのがスゴイ。ここでもブルースの“覚悟”の大きさが伝わってくるような気がしました。

 

最後、リドラーの謀略を見事に打ち砕き、自分がこの街を変えていくと決意を新たにしたバットマンと、自由に広い世界へ飛び出していくことを決めたセリーナが、バイクで別々の方角へ走り去っていくシーンで、映画は幕を閉じます。進む道は違えど、思いは同じである事を想起させる、希望に溢れたラストだったと思います。

 

ミッドクレジットでは、相変わらず泣きわめいているリドラーに、近くの独房から何者かが声をかけてくるシーンが流れます。ジョークを交えた口調、そして狂気を帯びた高笑い。正体は謎のままでしたが、バットマンの宿敵であるあの男であることは明らか。

ちなみにこの謎の男、『エターナルズ』のドルイグ役で出演したバリー・コーガンが演じてるんですね。ほぼ口元しか映んなかったし、全然気付かなかった…。今後本格的に登場したりするのかしら。うーん、楽しみですなぁ。

 

てな感じで、感想は以上になります。
非常に見ごたえのある、満足度の高い作品になっていると思います。

このバットマンも3部作の予定らしいので、続編も非常に楽しみ。今後も『ザ・フラッシュ』や『アクアマン』続編、『ブラックアダム』、『シャザム!』続編と、DCEU作品が続々公開予定との事で、この調子でDCも盛り返していってくれると嬉しいですね。

f:id:bs3110:20220314220458j:plain

ということで、映画『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の感想でした。

ではまた。