GORGOM NO SHIWAZAKA

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映画『アバター ジェームス・キャメロン3Dリマスター』感想(ネタバレ)

映画『アバター ジェームス・キャメロン3Dリマスター』の感想になります。
ネタバレを含みますので、お読みになる際はご注意ください。

映画『アバター』に関しては、コレをお読みの方は皆さんご存じかと思います。

2009年に公開され、現在の世界歴代興行収入第1位を記録している、歴史的超大作です。これ以降、3D映像を採用する映画が多数製作されるようになり、2010年は「3D元年」とも呼ばれました。いつの間にかそこから10年以上経っているという事実に驚き…。

 

今年の12月に、全世界待望の続編、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が公開される事が決定。それを記念して、前作を最新技術でリマスターし、更に特別映像を追加したバージョンが期間限定で公開される事となりました。
それが本作、『アバター ジェームス・キャメロン3Dリマスター』となります。

僕は公開当時は映画への関心が今ほど高くなく、アバターも見ていませんでした。その後も、見たい気持ちはありつつも、約3時間と非常に長い映画というのと、Disney+で配信されてるからいつでも見れるし、今じゃなくていいかなー、みたいな思いがあって、これまで後回しにしてたんですよね。
で、そうこうしているうちに続編の公開が決まり、前作も再度劇場でやってくれるというので、こりゃちょうどいいやと思って見に行ってきました。

この「楽しみなものほど後回しにする」悪い癖、今までこれで得をしたことは皆無なんですが、今回ばかりは「映画館で見るまで見てこなくて良かった…」と本気で思いました。

 

↓予告編はこちら。


www.youtube.com

 

アバター』については鑑賞済みの方も多いと思いますので、ものすごーく簡単に感想を書いていきたいと思います。
(この感動をなるべく新鮮なうちに記事にしたためておきたい、という思いもあったりする)

 

🌎✨🌳🏹💥💥💥🔫💣

 

地球から遠く離れた、惑星パンドラ
ジャングルのように木々が生い茂り、特殊な磁場の影響で神秘的な風景が広がるこの星は、アンオブタニウムという莫大なエネルギーを生み出す希少鉱石が採れる地でもありました。資源開発を請け負うRDA社が採掘を進めようとしますが、ナヴィと呼ばれる先住民族との交渉は難航。そこで、地球人とナヴィのDNAを掛け合わせた人口生命体を作り、神経を接続した人の精神を転送、アバターとして操作することでナヴィとの交流を図るという、「アバター計画」を開始します。

海兵隊員のジェイク・サリー(演:サム・ワーシントン)は、急死した双子の兄トミーに代わり、アバター計画に参加。責任者であるグレイス・オーガスティン博士(演:シガニー・ウィーバー)は、何の知識も無い、軍人である彼に不満を持っている様子。かつてベネズエラの戦地で脊髄を損傷し下半身不随となったジェイクは、自由に走り回る事の出来るアバターの身体に興奮を隠せません。

ひょんなことからナヴィと共に生活し、彼らの文化を学ぶことになったジェイク。ナヴィの狩猟部族、オマティカヤ族の族長の娘であるネイティリ(演:ゾーイ・ザルタナ)よりナヴィとしての生き方を教わっていくうちに、互いに惹かれ合うようになります。

しかし、一向に進まない交渉に我慢の限界を迎えたRDA社のパーカー・セルフリッジ(演:ジョバンニ・リビシ)と、彼に雇われた傭兵のマイルズ・クオリッチ(演:スティーヴン・ラング)は、遂に強硬手段に出ます。ジェイクたちの制止も聞かず、ナヴィの暮らす村を襲撃するのでした。

地球人(スカイ・ピープル)とナヴィが辿る運命は、戦争か、共生か――。

というのがあらすじ。

 

見た直後の率直な感想は以下。

 
 
 
 
 
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A post shared by ブラックさん (@blackson3110)

もうね…本当に、本当に映画館で見てよかった。

「どうせ普通のグミでしょ~?」という気持ちで鑑賞したら、パクッ「ジュ、ジューシー!!!」って感じでめちゃくちゃ感動してしまいました。(伝わる人には伝わるはず…)

 

なんと言っても、視界いっぱいに広がるあまりにも美しいパンドラの世界観に、終始圧倒されっぱなしでした。
映像がキレイってのはもちろんですが、作りこまれた設定、破綻の無い脚本、その他諸々、没入感を削ぐようなものが一切ないというのも本当にすごい。少なくとも僕の目と頭では欠点らしい欠点は見つかりませんでした。

長時間座りっぱなしだとどうしても尻が痛くなってきちゃうんですが、本作は3時間もあるにもかかわらず、最後まで痛みを感じる間もないほどに没入していました。やっぱ世界No.1獲るだけの事はあるなーと。

 

それから、ミッドクレジットで『ウェイ・オブ・ウォーター』の映像が一部流れたんですが、これがもう…なんというか…尋常じゃないくらいすごかったです。
前にウィル・スミス主演の『ジェミニマン』を3D+ in HFR(ハイ・フレーム・レート)という上映方式で見に行って、ヌルヌル動きまくる映像に驚愕したんですが、それを更に超えてくるほどの衝撃でした。映像見ただけで泣いたの、生まれて初めてかもしれない…。

続編も絶対に映画館で、一番いい上映方式で見よう。それまではどうにか頑張って生き延びよう。そう思わせてくれるだけの感動が、あのほんの数分の映像にはありました。

 

🌎✨🌳🏹💥💥💥🔫💣

 

と、こんなもんにしときます。

元は10年以上前に公開された映画ですが、今年一番「見て良かった!」と思えるような作品かもしれない。現状の個人的ベスト2022は、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』か本作のどちらかかなー。それくらい素晴らしい作品でした。恐らく『ウェイ・オブ・ウォーター』はこれら2作に比肩するくらいか、更に凌駕してくるんだろうなー。あー楽しみだなー。

本作は期間限定での上映なので、もう上映終了しているかもしれませんが、この感動は映画館でこそ味わえるものだと思うので、もしまだ近くの劇場で上映しているようなら、ぜひ映画館の大きなスクリーンで見て頂きたい作品です。既に見ている方でも、当時の感動をもう一度味わってみてはいかがでしょうか。もしかすると、新しい発見があるかもしれませんよ。

ということで、映画『アバター ジェームス・キャメロン3Dリマスター』の感想でした。

ではまた。