GORGOM NO SHIWAZAKA

ゴルゴムのしわざか!

引っ越しししました

タイトルの通り、引っ越しをしました。
ちなみにタイトルの「し」がひとつ多いのは、小学生の頃に友人から届いた年賀状にそのように書いてあって、正月早々笑い転げた…という、古過ぎる上に誰もわからないというネタです。

よくわからんオジサンのプライベートなんて誰も興味ないかと思いますが、1月は引っ越しの準備やらで忙しすぎてスパイディ以外の映画を見れてないというのと、新年一発目の記事で書いた通り、映画の感想以外にも記事を書いていきたいといった理由から、いっちょ書いてみっか、と思った次第。

正直ものすごい行き当たりばったりで無計画な引っ越しになってしまったので、こういうやり方はアカン、と反面教師にしていただければ幸いでございます。

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これまで住んでいたのは、都内某所。
前職は地元で働いていたんですが、都内にも新たに拠点を構えようとなり、各従業員に転勤を打診した結果、二つ返事で承諾した僕ともう一人が行く事に。事務所からほど近い場所に部屋を借り、そこに住むことになりました。“前職”と言っている通りそこはもう辞めているんですが、机のレイアウトとかもある程度こちらで考えたりして、ひとつの事務所をイチから作っていくような経験が出来たのはなんだかんだ良かったなー、と今となっては思います。(でも東京行く前に辞めるべきだった、という後悔の方が強い…)
辞めた後も、元々部屋は個人名義で借りており(引っ越しや初期費用なんかは会社負担)、都内の会社へ転職したこともあって、今の会社で落ち着くまでは、という思いでそのまま住み続けていました。そのせいで前職の社長とかに時々出くわしたりして、若干気まずい思いもしました(笑)

そんな前の部屋は、あくまで“事務所の近く”であって最寄り駅までは結構距離があったり、幹線道路沿いに建っていて交通量が非常に多く騒音が酷くて窓も開けられなかったり、家具とかを置いたらほとんど生活スペースが無いほど狭かったり、壁が薄くて事あるごとに隣の住民が壁をドンドン叩いてきたりと、結構不満の多い部屋でした。不動産屋さんと何軒も回って決めたのですが、『本当に契約してほしい部屋は3軒目くらいに紹介する』とか何かのTVで言ってたし、その戦略にまんまと乗ってしまった感。
なので、次の更新のタイミングで引っ越すぞ!と常々考えてはいたものの、気付けば更新期限が迫ってきてしまい、今から家探ししても間に合わないから渋々更新し、次こそ更新のタイミングで以下同文。
…というのを繰り返した結果、結局8年間住むことになってしまいました。

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まさにこれ…。

というか、今回もほとんどそれと同じパターンだったんです。家探しこそネットでちょこちょこやってはいましたが、内見とかしている訳でもなく、ギリギリまで不動産屋さんに退去の意向を申し出ていない状態で。なぜ今回は引っ越しに踏み込めたのかは、正直自分でもよくわかりません。引っ越しに充てられそうな貯蓄が多少あったとか、今度こそ踏ん切りをつけないと一生ここに住み続けることになるという危機感とか、いろんなのが重なった結果なのかな、と思います。

 

そんなこんなで意を決して退去する旨を告げ、そこから本格的に家探しを始めるという暴挙。普通は新居を決めたうえで退去を伝えるものらしいですよ奥さん。
契約終了の書類を書きに行った際、「新居の住所はここに書いてください」「いやー、まだ決まってないんですよね」「え!?決まってないんですか!?」とビックリされてしまいました。

条件はとにかく今より広い部屋。そして防音がしっかりしていること。職場から多少離れても問題ないので、なるべく家賃も抑えられるようなところを探しました。
ピックアップしていた物件の中から数軒に絞って内見をして、1週間くらいで都内某所の物件に決定。コレも僕が異常なだけで、もっといろんな物件を見てじっくりと時間をかけて決めた方が絶対に良いですからね、マジで。
ちなみに都内というこだわりは一切無くて、むしろ埼玉や千葉とかの方が僕の理想に叶うとこがあるかなーと思ってたんですが、結果的に都内に落ち着いた感じです。

 

そこから急いで引っ越し業者へ見積もりを出して、ベッドとか、テーブルとか、TVラックとか、いらないものがたくさんあったので、そうした不用品回収もまとめてやってくれる業者へ依頼。引っ越し自体の費用よりも不用品回収の費用の方が遥かに高くつきましたが、まぁ致し方無し。

溜まりに溜まったフィギュア類もこの際整理しようという事で、ホビーの出張買取も別の業者へ依頼。ガンプラはすべて売却、フィギュアもS.I.C.アメイジングヤマグチ等の特にお気に入りのシリーズを除いて、全体量の3分の2くらいを売却しました(まぁ、それでも相当な量が残りましたが…)。

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売らずに残したもの(の一部)がこちら…。

買い取りに来てくれたあんちゃんが、「いいものいっぱいありますねぇ!見てて楽しいですよ!」と言ってくれて、なんだか面白かったです。ほとんどが新品未開封だったり、ULTRA-ACT等のシリーズ終了しているかつ希少価値の高いものが数多くあったり、いろんな要因が重なって、最終的に恐ろしいほどの高額買取になってビビりました。詳細な金額は伏せますが、家具類を全て買い替えることが出来るくらいの金額でした。まぁ、調子に乗ってちょっといい家具とか買っちゃったもんで、思いっきりオーバーしちゃいましたけど…。

溜まりすぎて本棚を圧迫しまくっていた漫画類も、この際どんどん電子に移行しようと思い、ごく一部を除いてすべて売却。PS3本体やソフト、アケコンやペンタブなんかも一緒に売却しようと、これまた別の業者へ依頼。
見積もりの結果、「えー、これら全部合わせて0円ですね」と言われ、驚愕…。マジで言葉を失いました。
漫画類は500冊はあったはず。しかもヒロアカやらワンパンマンやら人気作も結構あった。基本全巻買う主義なので、シリーズ物は軒並み揃っている。でも、漫画以外のPS3とかが、値段がつけられない、むしろ有料引き取りとなるので、それらの金額を差し引いて、結果0円です、との事。
ウソやん…計算合ってんの…?
処分が目的なのでどんなに安くてもいいとは思っていましたが、流石に0円は無いやろ…とゴネていたら、「では今回は特別にウン千円で買い取ります」と言われたので、不満ながらそれで引き取ってもらうことに。出張買取じゃなく普通にブックオフとかに持って行ってたらもう少し高く売れただろうなぁ、と思うとだいぶ損した気分になりましたが、500冊もの量を簡単に持ってけないし、時間もなかったし、仕方ないかなと。“本を売るならブックオフ”ということが改めてわかっただけでも良しとしました。

 

あとは、荷物の梱包。仕事もしながらだったので、これがまぁー進まない。
最初に引っ越しの見積もりを出してもらったとき、梱包も全部お任せのコースでお願いしようと思っていて、でもそれだと結構料金が加算されるみたいだったので自分でやることにしたんですが、結局引っ越し当日までに間に合いませんでした…。しかも、申し込みをした際に提示した量よりもダンボールの数が多くなってしまい、トラックに乗りきらないという事態に。(もちろんその原因はフィギュア類でございます…。)これももっと前から梱包を進めていれば、見積もりの段階で正確な量を伝えることが出来たはず。でも、引っ越し業者のあんちゃんがかなり融通を利かせてくれて、オーバーした分も可能な限り載せてくれたり色々とアドバイスをくれたりと、すごいいい人で助かりました。あと、掃除もままならない状況だったので、尋常じゃない量の埃が溜まりまくっていて、きっと気持ち悪い事この上なかったろうなぁ。
業者さんには迷惑かけっぱなしでした。

載りきらなかった荷物は、集荷を頼んで配送してもらうことに。
その際、スペースが無くて組み立てることが出来なかったデトルフ(IKEAのガラスケース)の箱をヤ●トのあんちゃんが盛大に倒してしまい、「あ、コレやったな…」と直感。「配送後中身確認してダメだったらサポセンに連絡してくれ」と言われていますが、まだ到着したばかりで見れてない…。ほぼ確実にアウトな倒し方をしていたので、早く確認して連絡しなくちゃ。
あ、特に怒っているとかは無いです。雑に扱っていたわけではないし、そもそも僕が引っ越しの手配と準備をちゃんとやっていればこんな事にはなってないわけですし。まぁサポセンに電話して「は?知らねぇわ( ゚д゚)、ペッ」とか言われたらブチ切れますけど。

 

最後は、退去した部屋の鍵の引き渡し。
本来であれば1月中旬には出なきゃいけなかったところを、1月いっぱいまで待ってくれたり、更に載りきらなかった荷物の配送手配とかもあって1月中の退去も出来なかったんですが、さらりと許してくれた不動産屋さん、本当にありがとう…。
長い間、本当に本当にお世話になりました。

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ホント、こんな気持ちです。

最寄り駅周辺の行きたかったけど行けなかった店とかいっぱいあるし、既に最寄りのSEIYUが恋しくなってるし、しばらくは尾を引きそうです。
あ、てかまだやる事あるので行かなきゃですわ。その時に行きたかったラーメン屋にでも行くとしましょ。

 

こんな感じで、超ドタバタな引っ越しがなんとか完了し、今に至ります。
まだ新居で生活するようになって数日ですが、やはりというかなんというか、違和感がすごいですね。自分の家だけど、自分の家じゃないみたいな。まだダンボールは山積み状態だし、買い替えた家具の組み立ても終わってないし、スリッパ等の雑貨類も無いし、役所に手続きとかも行かなきゃならないし、やる事はいっぱいありますが、まぁのんびりやっていきます。

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前の家で撮った夕焼け。おセンチな気分になっちゃう。

東京の夕焼け

東京の夕焼け

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ということで、引っ越しは計画的に、じっくりと時間かけてやった方がいいよ、というお話でした。
正直相当しんどかったので、次に引っ越すのはいつになるやら。その時に同じ轍を踏まないよう、気を付けたいと思います。

ではまた。